選りすぐり医師の話-医師を俯瞰する|医師で困ったとき |

ここでは、医師について詳しく説明していこうと思います。 医師が転職をするのが当たり前の時代になってきた、といわれています。といっても、転職を考えるのはどの業界でも若手が主流。雇用が不安定になっていく時代ですから、中高年でもやむを得ず転職を考えるということは確かにあります。独立して開業医となる、という夢があるのならばともかく、わざわざ現在の医師の地位を捨てて転職をするというのは、なかなか考えにくいものではあります。
転職を考える理由はそれぞれですが、現在は医局制度を利用しなくても医師が転職をできるようになっている時代。とある医師専門の転職支援サイトでそうした意見をまとめていたのですが、最も目立ったのは将来に対する不安と、現在の自分の地位、仕事内容など。一般人からすれば医師のように十分な給料をもらい、社会的な地位も十分高い人がなぜ、と思うものですが、どのような地位、名誉を得ていても人はそれなりに不安を抱えているものです。安定している、といえばその通りですが、この方が本来望んでいる手術をしてスキルを磨く、といった仕事はできない状態でした。
医師という職業は高い技術を要するものであり、その技術は日々の研鑽によって養われます。手術がスキルを磨く場、となってはたまったものではありませんが、どんな技術であれ使っていなければ感覚が失われ、不安を覚えるのも事実でしょう。まして中高年の方ともなれば若いころのようには働けず、ますます技術的な要素で不安を覚えるものです。仕事内容に不満が、というと若手の専売特許のような気もしますが、キャリアが十分な中高年層の医師でも、同様の悩みは持つものなのです。